コアジサシを撮影に多摩川に

 

 コアジサシの情報を得て川崎市多摩区の多摩川に行って見ました。コアジサシは堰堤上に十羽くらいが休んでいました。この鳥の撮影は初めてで、ツバメのように俊敏な動きで追いかけるのが難しい鳥です。

 

 慣れてくると動きがダンダン分かってきました。獲物は大きさから小魚が中心で主に鮎に狙いを定めているようです。また、ミサゴやカワセミのように獲物を探索する時はホバリングをします。このコアジサシ、目が良いのかホバリングの時間があっという間でピントを合わせる間に急降下して視界から消えてしまいます。

 

 

 

 多摩川は水の浄化が進み、鮎が沢山いるようです。コアジサシが水中目掛けて急降下して浮上する時には鮎が咥えられ殆ど失敗がありません。コアジサシの鮎漁は、グループ単位で一斉に行われ、30分から40分のサイクルで繰り返されます。

 

 地元のカメラマンによると、これから数が増えるとのことで夏の間コアジサシの鮎漁が楽しめるそうです。