富士山五合目の奥庭自然公園で念願のキクイタダキとホシガラスを初撮り


 今日は、念願だった富士山五合目の奥庭自然公園に遠征しました。

  朝、家を出たのが5時ちょうどで一般道をとおり「富士スバルライン」のゲートには8時前の到着となりました。

 奥庭自然公園は富士山五合目までの途中にあり、大きな駐車場があります。ここ迄の到着が8時半過ぎ、自然公園には駐車場から急な坂道を5分位下り奥庭荘に到着です。

 水場はすぐに分かりました。既に大勢のカメラマンが水場にカメラを向けてスタンバイしていたからです。

 水場は、奥庭荘と言う宿泊施設で管理をされており、ここに富士山五合目周辺に生息している野鳥達が水を求めてやって来る訳です。

 富士山周辺は砂礫層で出来ており、雨が降っても直ぐに浸透して溜まることはないため、水はとても貴重な存在です。

 

 余談になりますが、ここでランチを食べることになりますが、お薦めはそば定食です。山菜そばとご飯そして天ぷらのセット料理になりボリューム満点で、千五百円は少しも惜しくありません。

 

 水場が余りに近いため、2倍のテレコンを外し単焦点400mmに切り替えました。最初に顔を出したのがウグイス色のメボソムシクイです。センダイムシクイによく似ていますが鳴き声が違います。続いてウソのツガイが、続いて雄のルリビタキと幼鳥二羽が来てくれました。

 珍しい小鳥は、時間帯によって全く来ない時もありますが、補うようにヒガラやコガラが登場して空きをカバーしてくれ退屈することはありません。

 

 今年の野鳥撮影計画に、野鳥の中でも最少と言われる「キクイタダキ」を目標にしておりました。

 時間は午後3時過ぎ、突然小さな鳥がコメツガの枝に止まったのを確認。頭を下にしていて橙色の紋章があります。キクイタダキです。

 それと並行してホシガラスが近くの枝に止まり様子を伺いながら水場に現れました。テレコンを外した400mmは画面に一杯。ホシガラスの胸の模様がはっきりわかります。

 奥庭自然公園での野鳥観察、素晴らしい経験となりました。 

やって来た、ウソのツガイ

メボソムシクイ

コメツガの枝に止まる念願のキクイタダキ

胸の模様が綺麗なホシガラス