山の頂きにある小鳥たちのオアシス


 今日は、少し足を伸ばして丹沢連峰の一角にある弘法山公園に行ってきました。

 この弘法山に連なる権現山には、秦野市観光協会が管理するバードサンクチユアリーがあり、人口の水場を用意しています。川もないことはないのですが、小鳥たちにとって命の水が山の頂でしかも木々を伝って来れるメリットは得難いものがあります。

 

 この水場にやってくる野鳥を観察できるように観察ステージが設けられており、幾つかの観察窓が設えてあります。

 ここには多くの野鳥がやってくるので野鳥写真家の間では人気のスポットで、希少種の野鳥が入ると観察窓の数が限られているため、かなりの倍率になります。

 

 そんな人気スポットなので、本日も混んでいるかと思いきや、到着時には二人のカメラマンしか見えません。後から一人増えましたが、総勢四人のカメラマンしかおらず、撮り放題の一日、否、半日でした。

 

 水場にやってくる野鳥はメジロが多く、キビタキやヒガラ、ヤマガラそしてそれらの幼鳥が大半です。山の上なので日陰は下界よりも温度が低く、撮影していても汗をかくということはありませんでした。それでも熱中症が怖いので、水分補給は小まめに行いました。

 

 小鳥たちも、朝の早いうちはそうでもありませんでしたが、昼近くになると口を開けて暑さに耐えており、美味しそうに水を飲んだり気持ちよさそうに水浴びする様子を見て、小鳥たちにとってここは山のオアシスと感じているに違いないと思いました。

口を開けてやって来たヒヨドリは、何回も水浴びを繰り返す。

やってくるのはメジロが多い。ヤマガラやヒガラの幼鳥も多い。

撮影場所;秦野市 弘法山

撮影日時;2018.7.19