四羽の家族になった、アオバズク


 アオバズクのカップルを、平塚市のS神社のタブの木に確認したのが6月の中旬頃でしたが、それから約一か月、雛は順調に育っていました。雛たちはタブの木の中心に近い処で、きっとお母さんでしょうか、母親が見守る形で二羽の雛が別々の枝に止まっていました。

 

 残念ながら木の高い所なので、張り出した太い枝はなく、三羽が並ぶという構図にはなっていません。それでも雛に親鳥が寄り添う親子のアオバズクの写真を撮ることができました。

 雛の間は怖いもの知らずなので、運が良ければ張り出した下の太い枝に親子で並ぶということもあるかも知れません。

 

 アオバズクの雛を初めて観察しましたが、動き出すと少しもじっとしていません。頭を回転させたり、爪を噛んだり、羽を広げて飛び出す仕草を見せたりと、愛嬌たっぷりな面を沢山見せてもらいました。

 

 大きさは親鳥と変わりありませんが、雛特有の白と黒の羽毛に覆われ、親鳥のように茶色に色づくまでには、まだ時間かかりそうです。これから子供が成長するまで一か月、八月一杯位まで楽しませてくれそうです。

 今年は猛暑なので、暑さに負けず元気に成長するのを見守りたいと思います。

 頭を半回転させたり、爪を噛んだり、羽を広げたりと愛嬌たっぷり。

撮影場所;神奈川県平塚市

撮影月日;2018.7.22