今、森や山の野鳥が一段落して海や川の水鳥がターゲットになっています。
今回、野鳥情報で紹介されていた「ふなばし三番瀬海浜公園」に出掛けてきました。この海浜公園に訪れるのは、今回で四度目になります。
この公園は、規模も大きく渡り鳥や留鳥など様々な種類の水鳥が観察できるので、野鳥愛好家の間では大人気のスポットです。
遠浅の浜辺には、アサリやハマグリが採取でき、土日は家族連れで賑わっているようです。野鳥達にとっても人気のスポットで水鳥の好物であるゴカイやカニ等が沢山棲息しているため、浜辺には夜明けと共に色々な種類の水鳥が飛来してきます。
六時少し前から潮が引き始め、引いた場所には早速水鳥が舞い降ります。見ているとウミネコが多いのですが、それに混ざって小振りで黒い色をした水鳥が、ミヤコドリです。前回撮影した時は、近づくだけで逃げられてしまいましたがウミネコが逃げないので逃げません。今回の撮影では、ミヤコドリを大きくはっきりと撮ることが出来ました。
ダイゼンは、羽の抜け代わりの前後を撮ることが出来ました。また、撮影したダイゼンの中には観察足環を装着している個体が二羽いました。このダイゼンもウミネコの群れの中にいて近くで撮れましたが、餌が違うようで離れて行き、一羽だけになるとカメラを気にしてか遠くに離れてしまいました。
観察足環を付けた、黒い胸毛の残るダイゼンと抜け変わったダイゼン。
「ふなばし三番瀬」定番のミヤコドリは、一年中を通して見ることができます。群れでいることが多いのですが、この日は、潮が引いて先に来ていたウミネコの間にこのカップルが舞い降りてきました。ラッキーです。移動の途中で、ミヤコドリの飛翔の写真も撮ることが出来ました。
撮影場所;千葉県船橋市 ふなばし三番瀬海浜公園
撮影日時;2018.8.10
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