飛沫が飛び散る岩礁に玉砕覚悟か、アオバトの突入


 今年は比較的台風が多く台風の進路に近い西日本では、大雨や暴風により甚大な被害が発生しています。

 関東地方でも台風20号の接近に伴い、明日23日の夕方から翌日金曜日の午前中にかけて雨になる予想です。

 

 今日8月22日は、台風20号の余波を受け海は大荒れで、ここ大磯の照ヶ崎海岸もアオバトが海水を飲みに来るスポットとして有名ですがアオバトが海水を飲む岩場には時折高い波が打ち寄せ、その度に細かな飛沫が飛び散っている状態です。

 

 このような悪条件にもかかわらず、アオバト(青鳩)は海水を飲みに、高い波を掻い潜りながら果敢に挑戦するのです。

 

 アオバトはリーダーの指揮のもとグループで行動しており、岩場にかなりのスピードで進入して来ますが、高波で岩場の降り場所が無いと察知すると編隊は直前に急上昇、急旋回して岩場を離れ、波が静まるのを待って何度も海水飲みに挑んでいました。

 

 飛沫が撮影場所まで届くのではと危惧しましたが、通常よりも飛来回数が多いアオバトの行動でした。

 

撮影場所;神奈川県大磯町 照ヶ崎海岸

撮影日時;2018.8.22