夏羽に近いエリマキシギの美しさを更に綺麗に撮るため


 実りの秋を迎えた平塚の田圃は一面が黄金色に染まり、一部の畑では刈入れが行われていました。

 

 昨日は、草の密生する休耕田で、水路を移動して餌を採るエリマキシギの撮影に成功しましたが、午後の撮影で光も強くしかも逆光となったため、補正を掛けても本来の色が再現できませんでした。

 

 前回のブログでもコメントしていますが今回到着しているエリマキシギは首から背中にかけて赤が強く綺麗な個体です。 そんな訳でエリマキシギをより綺麗に撮るため、順光となる午前中の撮影を狙って朝も早く昨日の休耕田に出掛けました。ひたすら、よそに飛んで行っていないことを願って。

 

 到着すると知り合いのCMさんがかなり早くから来ているが姿は表さないとのことです。とりあえず二人で待っていると休耕田には三羽の白鷺が入り込んで来て、押し出されるように一羽が空に舞い上がりました。素早い動きと鳴き声から鷺ではありません。この野鳥は旋回して隣の沼地に降り、偶然に別のCMさんが車を停めて車内からの撮影に成功しました。

 エリマキシギとのことでした。

 

 存在が確認出来ましたので、別の休耕田でタカブシギを撮影して昨日の出没時間まで待ちました。CMさんの数も増えて心強い限りです。暫くすると仲間のCMさんから水路に発見の報、時間通りの出勤でした。 

 

撮影場所;神奈川県平塚市 休耕田

撮影日時;午前10時30分頃