営巣放棄と思われたタマシギが、四羽の雛を無事孵す

 タマシギの産卵は、先月の二十日前後と思われ、それから約三週間、一時営巣していた場所に雄タマシギの姿が見えないことから営巣放棄と諦めておりました。

 

 タマシギの営巣放棄は残念なことと、多くの野鳥愛好家や野鳥カメラマンに深い悲しみを与えてきました。

 

 しかし、関係者には朗報です。たまたま訪れたタマシギの現地に於いて、四羽の雛を連れて歩くタマシギの家族を発見・撮影することができました。

 

 通常は抱卵から二週間くらいで孵るのが一週間長いため、近くで別の場所に営巣をやり直したものかも知れません。雛は生まれて間もないらしく、ひよこ程度の大きさですが、父親タマシギの後を必死に付いて回っていました。

 

 この四羽、無事に成長して、来年再び相模の国の平塚に戻ってきて欲しいと願っています。


撮影場所;神奈川県平塚市

撮影日時;2018.9.8