特別天然記念物のコウノトリ、座間市新田宿に飛来

 渡りの野鳥の飛来が途絶え撮影するものを探していた矢先に、座間市新田宿(正確には座間一丁目)にコウノトリ(鵠の鳥)が入っているとの情報を頂きました。

 

 神奈川県では平塚市に来たのを聞いたことがありますが、座間市では初めてかも知れません。管理人も野鳥図鑑などでその姿を見たことはありますが、本物を間近で見るのは初めてです。

 

 コウノトリは、世界でも2,000羽程度しか確認されていないそうで、環境省のレッドリストに指定され、文化財保護法では特別天然記念物に更に国内希少野生動植物に指定されるなど法律により手厚く保護されています。

 

 飛来してきたコウノトリは足環をしており、左足の関節の上に黒・赤、右足の関節の上に黄・黒色になっています。

 更にこの個体の背中にはアンテナが覗いており、推測ではGPS装置を背負っていて、この個体の行動記録が取られているものと思われます。

 

 降り立った休耕田は、コウノトリの餌となる鰌が沢山いるらしく上手に捕まえて食べていました。

 この個体、長逗留はしないと思いますが元気に放鳥先に戻って欲しいと思っています。


撮影場所;神奈川県座間市新田宿 座架依橋付近

撮影日時;2018.9.16