山の水場には今年も渡りのエゾビタキがお立ち寄り中。


 山の水場は住み慣れた森の環境に近いためか、渡りの野鳥達が途中立ち寄りスポットとして人気があるようです。

 

 九月の初めに来た時には夏鳥のサンコウチョウやセンダイムシクイが見られましたが、月の終わり頃からはエゾビタキがやって来ています。

 

 このエゾビタキ、夏の間はシベリア南部やサハリン、カムチャッカ半島南部で繁殖活動を行い、フィリピン、セレベス島、ニューギニア南部等に南下して越冬するのだそうです(☆)。

 

 今回再び、渡り途中の野鳥を見ようと鳥撮り仲間のTさんと山の水場にやって来ました。秋雨前線や台風の影響で雨の日が続いておりましたが、久し振りの快晴です。

 

 山の頂には展望台があり、眼下には黄金色に染まった湘南平野と江の島や平塚の街並みが広がります。

 

 権現山は丹沢連峰の南の端に当たり、渡りのタカが見られるので野鳥観察者の間で人気のスポットにもなっています。

 

 このエゾビタキ、モズやオオルリと同じように木の天辺が好みらしく枝に止まると暫く動かないでいてくれるので撮り易いのですが、近くに止まってくれないのが難点です。十一月始め頃まで逗留してくれると、地元のCMさん。

 

 ☆印の文章は、ウィキペディアのエゾビタキを参考にしています。

撮影場所;神奈川県秦野市

撮影日時;2018.9.28