冬の訪れを知らせる、モズ(百舌鳥)の高鳴きが木の天辺で!!


 今日は久々に地元の公園に朝早くから出掛けて見ました。地元と言っても隣町になるのですが、自然環境が残された一角にあり野鳥の出没も多いためお気に入りの公園です。

 

 台風24号は各地に大きな被害をもたらしました。痛々しい爪痕がこの公園にも残され、暴風の威力が如何に大きかったか見せつけられました。民家に近い所の大きな樹木が無残にも風でなぎ倒されていたのです。

 

 南風は、塩を含んだ風雨も呼び込んだ模様で、公園の木々の葉が塩害で枯れかけて見えました。また、公園近くの高圧送電線は、塩風で絶縁が低下し唸り音を発していました。

 

 この公園、この時期は渡りの野鳥の立ち寄り地となるため期待してきましたが、それらしい野鳥は見当たりません。

 

 久々の訪れでしたが、何時もいる野鳥は元気でした。仲の良いキジバト、池の中にはカルガモとアオサギ、そして大きな進歩を遂げたというカワセミ、常連さんの話では近頃やっと蓮に止まって餌を採ることを覚えたとのこと。

 来年は是非ともハスカワの演技を期待したいものです。

 

 カワセミを追いかけている間、モズが飛び回り、木の天辺に止まってはギッギッギッと高鳴きを繰り返していました。モズの高鳴きは天候を表すと言い、これから75日後には霜が降りるとか。渡りの野鳥と入れ替えに冬鳥たちの出番です。

 

枯れ木の天辺で高鳴きする百舌鳥

キジバトのカップルは、いつもの場所に。                 この池の主になったアオサギとカルガモ。

蓮に乗って狩りを覚えたカワセミ。来年が楽しみです。

撮影場所;神奈川県綾瀬市 K公園

撮影日時;2018.10.4