今日は、隣の隣のH島町まで遠出をして渡りのノビタキを撮ってきました。
ここは相模川沿いに広がる田園地帯でこの時期は多くの釣り師が川に入り鮎漁を楽しむことができます。残念ながら本日は、前日の大雨で水嵩が増し濁流となっているため、釣りキチ三平の姿は見当たりません。
昨年はこの場所で、鮎漁が始まる頃、釣り師に交じって空中から電撃降下で鮎を仕留めるミサゴが見られましたが、この濁流で姿は見当たりません。
ところで、この地域には毎年のように渡りのノビタキが立ち寄ってくれ私たち野鳥観察者を楽しませてくれます。相模川の自然と水田で育った昆虫などが餌になるため、渡りのノビタキにとって絶好の休息地になっているようです。
餌の採り方として、ミサゴのように餌を目掛けて移動する方法と餌が近づいてくるまで待ってから行動する、二種類の方法に分けられます。
ノビタキは、後者で採餌ポイントでじっと待っており、餌が近づくと素早く移動して空中捕獲、いわゆるフライングキャッチを見せてくれます。
最初何をしているのか分かりませんでしたが、拡大して良く見ると羽ばたきと同時に小さな昆虫をゲットしているのには魅せられました。
小さな昆虫目掛けて空中捕獲(フライングキャッチ)するノビタキの雌(冬羽)
左下の獲物を狙うノビタキの雄(冬羽)。 すかさず攻撃を始める。
秋を感じる、冬羽に変身したノビタキのカップル。
撮影場所;神奈川県相模原市 葉山島
撮影日時;2018.10.6
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十兵衛 (日曜日, 07 10月 2018 07:59)
お早うございます。H島の野鶲綺麗ですね、羽を広げている姿、お見事です。顔黒ぎみの野鶲と自然の草木、絵になりますね。花が咲く頃までいてくれると良いですね。
管理人 (日曜日, 07 10月 2018 10:24)
十兵衛様、コメントありがとうございます。
女郎花の花が咲いていると良かったのですが残念でした。
この地域のノビタキは餌が豊富なので毎年長逗留しています。黄色に染まる女郎花に乗ったノビタキ、期待できそうです。