収穫の終わった田園に冬の貴婦人「タゲリ」(田鳧)が来訪


 黄金色の平塚の田圃は収穫が終わり、稲株後には青い新芽で覆われていました。

 

 今年も平塚の田圃には、冬の貴婦人(田鳧)が来訪してくれました。

 タゲリはユーラシア大陸の中緯度から越冬のためユーラシア大陸の南部エリアに渡り鳥としてやって来ます(☆)。

 

 タゲリは、河川、湿地、干潟や水田で生息・繁殖し、チドリ目チドリ科タゲリ属に分類されています。年々減少しており神奈川県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されています(☆)。

 

 鳴き声は、小さく「ミューミュー」と猫のように鳴きます。顔を拡大すると冠羽が無ければ猫のように可愛い顔立ちです。

 

 茅ヶ崎市西久保では、田圃の環境を整備してタゲリの越冬を保護・保全する取り組みが進められ、「湘南タゲリ米」のブランドを立ち上げているそうです。

 

  星印(☆)の文章は、ウェブのウィキペディアを参照しています。

撮影場所;神奈川県平塚市 高砂交差点付近田圃

撮影日時;2018.11.3