相模原市T池に立ち寄っている「オナガガモ(尾長鴨)」


 今日は、朝のうちから雲一つない快晴で、こんな日は海や池など水鳥が綺麗に撮れるため、相模原市のT池まで行ってきました。

 実は、今季ヨシガモに狙いを定めて何回か通っているのですが、未だに満足な写真が撮れていません。ヨシガモは、警戒心が強く、何回か来ているものの遠く離れてしまい証拠写真程度しか得られていないのです。

 

 朝、用事があったため到着したのは10時少し前で、人気のスポットだけに何人かのカメラマンが既にいて高速のシャッター音が聞こえてきます。

 水面は快晴のため綺麗なブルーに染まり、写真写りも期待できそうです。太陽の光に白く光って見える鳥影は、カンムリカイツブリでしょうか、相当近くまで寄ってきています。

 

 目的のヨシガモは、集水所のゴミをブロックする浮き輪に雄が4羽、雌も3羽か4羽、グループで固まって乗っているのが見えました。このヨシガモ達、日中は日差しを受け暑いので時折り浮き輪から離れて水浴びをするのですが、体を冷やす程度で直ぐに浮き輪に上がって寝てしまい、近寄ることはありませんでした。結果的には、残念ながら本日も空振りでした。先輩のカメラマンの話では、やはり早い時間でないとチャンスは少ないとのことでした。

 

 到着した時、比較的近い場所に三羽の鴨を見つけました。他の鴨と違って上向きに反り返った長い尾が目立ちます。今回の主役の「オナガガモ(尾長鴨)」です。

 

 三羽は胸が白く、一羽だけ尾が見えないものの雄だけの群れのようです。オナガガモは、群れで移動していますので、この三羽は先遣隊でまだ群れが増えるのかも知れません。

 

 オナガガモ(尾長鴨)は、北半球に広く分布し、ユーラシア大陸や北アメリカ北部の寒帯や亜寒帯で繁殖活動が行われ、越冬するために南下して、当該地域の温帯や熱帯地域に渡って行くとのことです。体長は、雄が60cm、雌は50cm程度で、雄は尾羽の分だけ10cm大きく、黒い頭と白い胸が特徴とのことです(☆)

 

 池の浮き輪は、相変わらずカワウが大くを占めていますが、一時のように全部を占拠することはなく、オカヨシガモやヨシガモ、マガモに場所を取られています。

 

 本日見かけた水鳥は、カンムリカイツブリ冬羽、カイツブリ冬羽、ヨシガモ、オカヨシガモ、マガモ、コガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、イソシギでした。

 

注)☆印は、Web版、ウィキペディアの解説文を参考及び引用させてもらいました。

 

 

 

サービスの良いカンムリカイツブリ

コガモも多く見られる

撮影場所;神奈川県相模原市 T池

撮影日時;2018.11.23