嵯峨塩・深澤林道はヒガラやコガラ等が元気に、沢沿いからミソサザイも顔出し

 冬の嵯峨塩・深澤林道をオオマシコやイスカを狙って訪ねてみました。朝早くに鳥仲間のTさんと待ち合わせ、中央高速道路の相模湖インターチェンジから乗り、勝沼インターチェンジを降りて、国道20号線を少し戻り景徳院入口から県道218号線に入りそこからは一本道で目的地に到着です。

 

 県道218号線は、大菩薩峠方面まで抜けられる道路ですが、嵯峨塩館を過ぎると道幅が狭くなります。ちょうど過ぎたあたりで工事が行われており、土砂を搬出する大型ダンプの出入りがあり離合には注意が必要です。

 心配していた雪は全くありません。ただ途中の道路は湧き水の流れだした水が凍結している箇所もあり、スノウタイヤを履いていた方が安全です。

 

 ゲート近くの駐車場には、私たちよりも早く一台の乗用車が停まっており、期待が膨らみました。ゲートの脇を摺り抜けて林道に入りますが、多少粉雪が降ったのでしょうか、雪らしきものは認められましたが、積もってはいません。ただカーブで日陰になっている場所は、凍結箇所もあり、坂道は特に慎重に歩かないと危険です。

  

 今日の嵯峨塩・深澤林道、イスカとオオマシコに会うことは出来ませんでしたが、林道を上りながら枯葉を落とした樹木の新芽を食べにやって来た軽業師のヒガラやコガラ達に出会うことが出来ました。また、下る途中の沢沿いの水辺ではミソサザイの地鳴きの声がしたと思っていたら、突然顔を出して最期に元気な姿を見せ楽しませてもらいました。

フレンドリーなのは、やはりシジュウカラ。高度が1,000メートルを超えているせいか、下界のシジュウカラより綺麗な色に見えます。

ヒガラとコガラは、軽業師ばりに枝に出ている新芽を啄ばみに次から次へと移動していました。

コガラもじっとしていません。追いかけるのに必死です。

撮影場所;山梨県甲州市塩山 嵯峨塩・深澤林道

撮影日時;2018.12.19