十数羽の琉球山椒食(リュウキュウサンショウクイ)が公園を飛び回る。

 リュウキュウサンショウクイと言えば、沖縄県や九州南部に留鳥として生息しているとのことで、1990年以降は九州北部や四国地方で観察され、最近は2017年に東京都で発見されているそうです(☆)。

 管理人も昨年は東京都の野川公園で鳴き声だけ聞きましたが、まさか地元の公園でしかも群れで確認できるとは驚きです。

 

 この野鳥は、温暖化の影響を受けて徐々に生息域を広げているのかも知れません。食性は動物食で昆虫類やクモを食べ、獲物は樹上で捕食するとのことで(☆)、冬場でもこの野鳥の好む餌があり生活できているということでしょうか。見ていると常緑樹の杉や檜、白樫を狙って移動しており、上手に餌を捕っていました。

 

 サンショウクイとの大きな違いは、額の白色部が広い方がサンショウクイ、狭い方がリュウキュウサンショウクイとのことです(☆)。鳴き声は山椒を食べた後のように甲高く「ヒリリ」と鳴きますが少し違いがあるようです。

 彼らはエナガなどの群れに交じって十数羽が群れで動いており、Z市のY公園上空を飛び交っています。

 

注) ☆印は、ウェブ版ウェキペディアの解説を参照いたしました。

 

昆虫をゲットし、樹上で捕食するリュウキュウサンショウクイ。

撮影場所;神奈川県 Z市

撮影日時;2018.12.27