忘れずにやって来た、黄金色の鳥「トラツグミ(虎鶫)」

 新年明けましておめでとうございます。本ブログをご覧いただく方、そして趣味を同じくされる野鳥カメラマンの方々にとって今年一年が幸多いことをお祈り申し上げます。

 

 昨年暮れは、リュウキュウサンショウクイの追っかけをして年が暮れてしまったように思います。このリュウキュウサンショウクイ、なかなか手強い相手で簡単に撮らせてくれません。先ず見つけるのが難しく、次に見つかってもエナガのように動きが速いためじっとせず、ピントを合わせるのが大仕事なのです。管理人も先輩カメラマンのK・Tさんに教えて貰えなかったら未だ撮れていなかったかも知れません。

 

 そんな思い出のあるY公園を久し振りに訪ねてみました。北入口の駐車場は遅かったこともありますが満杯で、運良く空いていたスペースに止めることが出来ました。相変わらずリュウキュウサンショウクイは高い人気を誇り、遠方からもカメラマンが来訪されているようです。知り合いのYさんから、今日は二回くらい来てくれたと教えてもらいました。

 

 さて、新年を飾る鳥ですが、縁起を担いで黄金色をした鳥「トラツグミ(虎鶫)」を一押ししたいと思います。このトラツグミ、Y公園には毎年忘れずに来てくれ、野鳥カメラマンを楽しませてくれます。管理人は、冬しか見ないので渡り鳥と思っておりましたが、ウィキペディアを参照すると日本の場合は留鳥もしくは漂鳥と言うことで、亜寒山帯で繁殖し、積雪の多い地方にいるものが冬だけ暖地に移動するとのことです。

 

 Y公園のトラツグミ、カメラマンに慣れたのでしょうか、かなり近づいてくれ、足を震わせて採餌のアクションを見せてくれました。また、散策する人がそばを歩いても逃げようとしません。大勢のカメラマンに囲まれてもたじろぐことなく最後には小枝に乗ってポーズを決めてくれました。

 

撮影場所;神奈川県Z市 Y公園

撮影月日;2019.01.14