青色の貴公子、ルリビタキが地元の公園では沢山の野鳥カメラマンの専属モデルに。

 久し振りに地元のI公園を訪ねました。公園は大和市のほぼ中心にあり引地川の源流の部分で、南北に細長く北側は神奈川県が管理する水源地が占め、結構な面積を有しています。公園の名前の由来どおり、泉が湧き出る森の公園で、大和市や近隣市民に憩いの場として多くの方々が訪れています。

 

 天気も良いためI公園には健康を兼ねて歩いていくことにしました。I公園は引地川沿いにあるため側道を歩いていけば自動的に公園に到着できます。昨年は冬鳥としてアトリの群れが入り、ふれあいの森近くにも多くのカメラマンがいましたが今年は入っていないようです。

 

 川沿いにどんどん進むと道路にぶつかりますが、これを渡ると目の前に大きな沼が広がります。沼の南側には白樫の森があり、夏でも涼しい風が吹き込んでいます。沼の外れに沼全体を見渡せる木製のデッキがあります。ここでは、カワセミを見ることが出来ます。止まり木が沼の端に作られていてそこにカワセミがやってくるのです。

 

 さらに進むと水車小屋と木製の吊り橋が見えますので、脇の階段を下りて陸橋の突き当りがルリビタキの出没地になります。ルリビタキは、縄張りがあり巡回しながら採餌も行いますのでそれが狙い目です。

 

 到着したとき、一斉のシャッター音が終わった後で何回か姿を見せてくれたようです。知り合いのカメラマンから撮影ポイントを伝授してもらい待つことにしました。

 樹木の間に大きな岩を組み合わせて人工の水路が作られ、奥まった所には小さな滝まてあります。ルリビタキは、ここを格好の水飲み場にしているようです。水を飲む前に大きな岩の上に佇み、色々なポーズを取ってくれました。

 

 野鳥カメラマンの中には女性も多く、幸せの青い鳥を撮影しようと熱心でした。都会の公園で多くの野鳥カメラマンに愛されるルリビタキ、そんなに近付いては来ませんけれども人にはかなり慣れているようです。ルリビタキ君、I公園の野鳥専属モデルとしてこの冬を元気に過ごして欲しいと願っています。

撮影場所;神奈川県大和市 泉の森公園

撮影日時;2019.1.24