久々の日向林道は、だるまの様に丸くなったエナガやウソのカップルが桜の蕾を啄んでお出迎え。

 久し振りに朝から日向林道に行って見ました。日向林道は丹沢大山連邦の入り口になり、標高のある場所なので特定の野鳥を観察することが出来ます。標高のある山や森に車で行ける日向林道は、野鳥カメラマンの人気のスポットです。

 

 林道は植林関係の管理用通路で一般の車両は通行することはできません。林道の手前から道路に沿って駐車場が用意されていますので、駐車してから林道は歩きになります。急勾配のカーブを登り切るとゲートが見えてきます。ゲートの脇には無料の湧水汲み場があり水が美味しいと評判です。(空きのペットボトルに汲んで、お土産に!!要煮沸。)

 

 駐車場は、日向林道の途中から大山に向かうハイキングコースがあり、登山に来た方も利用しているようです。何回か来ている方から声を掛けられましたが、今年は野鳥の出が悪いと話していました。日向林道は、この時期になるとマヒワを群れで見ることが出来るのですが、全く見当たらず鳴き声すらしません。

 

 ゲートを抜けると結構な勾配を登ります。最初に出迎えてくれたのは、エナガの群れです。エナガは寒さを防ぐために雪だるまの様に丸くなっていました。

 

 次に出会ったのは、ウソのカップル。日向林道には所々山桜の木が生えており、杉の木立の中で「フィーフィー」と小さく鳴いていたウソが、急に近くの桜の枝に飛び出して来て蕾を啄み始めました。五羽はいたでしょうか。

 

 「ウソ」を改めてウィキペディアで調べて見るとヨーロッパやアジア北部にかけて広く分布しており、冬季は南方に移動するそうです。なお、日本では本州中部以北で繁殖し、冬に九州以北の低地に移動して越冬するとのことです。

 

 ウソの仲間には、アカウソとベニバラウソがいるとのこと。いずれも、オスは首の回りが赤い色をしています。管理人はアカウソを日向林道で撮影したことがありますが、ベニバラウソはまだです。

 

 

撮影場所;神奈川県伊勢原市日向  日向林道

撮影日時;2019.2.21

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コメント: 2
  • #1

    mikaH (日曜日, 24 2月 2019 08:49)

    こんにちは!
    ウソ、可愛いですね♪
    ベニバラウソは 北海道にいるらしいですが、なかなか撮れないらしいです。

  • #2

    鳥の宴管理人 (月曜日, 25 2月 2019 15:31)

    mikaH 様
     
    お久しぶりです。
    ベニバラウソは北海道ですか。

    初めてベニマシコをレンズ越しに見た時、感動ものでしたが。
    赤色には何か引き付けるものがあるのかも知れません。
    行って見たいてすね。

    そろそろヒレンジャクの移動時期、楽しみです。
    現地で。