日本では渡り途中と言われる「シマアジ(縞味)」、三鷹市野川では昨年に続いて今年も越冬中。

 三鷹市野川公園付近の野川には、三年越しで今年も「シマアジ(縞味)が飛来しているとの情報が入りました。国分寺あたりを源流とする野川は、府中市、三鷹市、調布市を流れる川で冬には多くの水鳥がやってきます。

 

 シマアジは、同じ名前の魚がいて勘違いしますが、水鳥でカモの仲間になります。シマは、オスの眉斑に由来し、アジは食用の時期もあって味が良かったことから名付けられたそうです。

 

 その分布は、ユーラシア大陸北部から中部で繁殖し、冬季にアフリカ大陸、東南アジア、インド、パプアニューギニアなどに南下して越冬するとのことです(☆)。日本では渡り途中の立ち寄りがある程度とのこと(☆)。立ち寄りと言えば、昨年の九月に秦野市のO公園にシマアジのエクリプスが渡りの途中で立ち寄ったことをブログで紹介させて頂きました。 

 シマアジは、食性が雑食で水生植物や昆虫など何でも食べてしまうようです。眼の上部に白い眉上のスジ模様があるのが特徴です。

 

 一羽だけのシマアジですが、餌を捕ったり毛繕いをしたりがカルガモのリーダーに従い、四羽のカルガモと同じ行動をとって自分をカルガモと思っているのか寂しくはなさそうです。見張りのカルガモを信じ切り、餌を捕り終わるや頭を羽の中に入れてぐっすり休んでいました。

 

注)☆印の文章は、ウェブ版ウィキペディアを引用及び参照させていただきました。