久し振りの綾瀬市蟹ヶ谷公園、モミジの枝の上には、「アオジ(青鵐)」がチッチッと囀って歓待。

 綾瀬市の蟹ヶ谷公園は、交通の便が良いため多くの野鳥カメラマンに愛されています。久し振りに訪ねた公園ですが、最初に出迎えてくれたのはアオジ(青鵐)でした。林を抜け出口に差し掛かる手前に大きなモミジの木がありますが、その付近でチッチッと小さな囀りが、見上げればモミジの枝の上でアオジ(青鵐)が歓待してくれているのでした。

 

 アオジ(青鵐)の分布は、インド北部、中国、台湾、北朝鮮、日本、ネパール、ブータン、ロシア南東部とのことで、ヨーロッパには見られない野鳥です。夏季に中国、ロシア南東部、北朝鮮で繁殖し、冬季に中国南部や台湾そして、インドシナ半島へ南下して越冬するとのことです(☆)。名前について、和名のアオジのアオは、青い色を指すのではなく、緑を含めた古い意味を表しているのだとか(☆)。

 

 食性は植物の種や昆虫類を食べ、オスとメスの区別は、眼の周囲と喉の黒いのがオスと言うことです(☆)。

 

 アオジの仲間には、シマアオジがいます(☆)。夏季に繁殖のため北海道に飛来し、サハリンや国後島でも繁殖するとのことです(☆)。

 

注)ウェブ版ウィキペディアのアオジの解説を引用参照しております。

 

撮影場所;神奈川県綾瀬市吉岡 蟹ヶ谷公園

撮影日時;2019.2.26