地元公園の池に立ち寄った、警戒心の強い「コガモ(小鴨)」のカップル。

 ブログの書き込みは撮影順を心掛けていますが少し時間を巻き戻し、ここでは地元の公園に立ち寄ったコガモ(小鴨)のカップルを紹介したいと思います。

 

 鴨の仲間でも一番小さな「コガモ(小鴨)」は、ウィキペディアの解説を参照するとユーラシア大陸中部・北部、北米大陸中部・北部で繁殖し、冬季には日本の他、ヨーロッパ南部、北アメリカ、中近東、南及び東アジア、北米中部・南部など各国に渡り越冬するそうです。

 

 日本には、昨年の9月頃からやって来ており、4月頃まで長期に滞在するとのことなので、この公園には別の湖沼へ移動するための途中立ち寄りと考えられます。地元の公園は近くなので侮りがちですが、この小鴨たちの様に日々野鳥の出入りがあり、継続して観察していると色々な野鳥に出会えることは間違いなさそうです。

 

 先日は野鳥観察の初歩を教えて頂いた先輩カメラマンのK・Tさんと別の公園で出会い、鳥さんの情報交換をさせてもらいました。野鳥の観察を続けていくと分からない野鳥に出くわす場合が多く、先輩カメラマンから教えて貰うことは多いはずです。インターネットを開けば殆どのことは解決できますが、やはり「旬な情報」「生きた情報」は先輩カメラマンたちの方が確実でしかも親切に手解きしてくれます。人とのつながりは大切ですね。

 

 この池には、先住鳥のカルガモが四羽くらいいるのですが、土手の上でお休み中でコガモのカップルが二羽、池の全部を独占して泳ぎを楽しんでいました。ただ人一倍警戒心が強く、目を合わせると飛んで移動してしまいます。

 

 コガモ(小鴨)は、亜種のアメリカコガモが葛飾区の水元公園で確認されており、ウェブに見分け方が紹介されていました。大きな違いは、肩から縦に白線があってコガモに見られる側面の白線は無いとのことです。太平洋沿岸の湖沼であればどこにでも舞い降りてきますので注意して見たいですね。

 

 コガモ(小鴨)はどこの公園でも出会え、今回取り上げる公園は小さな公園なので名前の公開は控えます。

撮影場所;神奈川県

撮影日時;2019.3.7