薬師池公園のルリビタキとジョウビタキ、寒い冬を乗り切ってそろそろお山に帰る準備は如何が?

 薬師池公園には、カイツブリ夫婦の子育てを見に来たのですが、地元のカメラマンさんからまだルリビタキとジョウビタキがどちらも元気に飛び回っていることを教えて頂きました。

 

 ルリビタキには今年一月に消失した写真を撮り直すために訪れて以来です。この公園のルリビタキは雄で、瑠璃色が大変鮮やかな綺麗な個体です。出没場所には知り合いのご夫婦で鳥撮りをしているカメラマンさんがおり、仲間に加えさせてもらいました。

 

 ルリビタキのいる場所は、ジョウビタキの縄張りになっており、ジョウビタキが顔を出しているとルリビタキは現れて来ません。

 

 待っていると躑躅の根本に飛んできたのは、雄のジョウビタキです。このジョウビタキも元気に寒い冬を乗り切ってくれました。この時期は、飛んでいる小さな昆虫を捕食しているらしく花に寄って来る昆虫を狙って移動を繰り返していました。今回、初めてルリビタキが飛んでいる蝶を捕食する様子を確認出来ました。

 飛びながら獲物を捕獲するフライングキャッチなのですが、この瞬間の写真は撮れませんでした。

 

 知り合いのカメラマンさんから、フライングキャッチをするようになるとそろそろ山に帰る時期が近いという話を聞きましたが、恐らく来週には抜けてしまうかも知れません。今年は多くの野鳥カメラマンを愉しませてくれました。感謝です。

 

 三人で連れ立ってきた近所のご婦人たちは、知り合いのカメラマンさんからカメラに映し出された瑠璃色の野鳥を見せてもらい、こんな綺麗な鳥がいたなんてと驚いていました。

 

 青色の貴公子、ルリビタキ君。仲の良くなかったジョウビタキ君。両方とも涼しいお山で子育てをして、今年の冬にはまた元気に戻ってほしいものです。 

 蝶を空中捕食したルリビタキ君(左上)。 小さな蜂を狙うジョウビタキ君(左下)。

 

撮影場所;東京都町田市 薬師池公園

撮影日;2019.4.2