夏鳥を探して森の中を観察していると、オオルリやキビタキの鳴き声が聞こえ、声の方向を調べて行くとガビチョウの鳴き声だったということが良くあります。
今回は東京都のあきる野市の某所に、ガビチョウの仲間であるカオグロガビチョウを先輩カメラマンのYさんと訪ねました。Yさんは日本野鳥クラブの会員で心から野鳥を愛し、多少遠くても初見の野鳥がいれば600mmの超望遠でも難なく担いで撮りに行く強者です。
ガビチョウは中国南部から東南アジアにかけて広く生息し、中国では綺麗な声で囀るガビチョウを愛鳥として飼う習慣があり、それが日本に持ち込まれ「籠脱け」したものが野生化し増殖して行ったようです(☆)。
日本本来の固有種ではなく、外来生物法では特定外来生物に指定されています。カオグロガビチョウはガビチョウよりもやや大きく、三浦半島を中心に関東一円に広く分布するとのことです。同じ仲間に目の周りから喉及びクチバシにかけて三角形状に白いカオジロガビチョウがおり、こちらは赤城山の南面に棲息しているとのことです(☆)。
関東一円に広く分布しているというカオグロガビチョウですが、管理人が確認したのは今回が初めてです。どんな野鳥もそうですが、カオグロガビチョウ、普通のガビチョウに比べると警戒心がとても強く人前にはなかなか顔を出しません。出しても動きが速いため注意しないと見失ってしまいます。意外に近くにいるのかも知れません。
ブログで紹介される写真を見ていると自分もこんな鳥を撮りたいと思う気持ちが良く分かります。今回の撮影地、公園ではなく一般農家さんの畑に棲息している野鳥を撮影させてもらったものです。そんな訳で撮影場所の詳しい公開は控えますのでご了承ください。
注)☆印の文章は、Web版ウィキペディアのガビチョウの解説を参照及び引用させて頂きました。
撮影場所;東京都あきる野市
撮影日;2019.4.22
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あ (金曜日, 12 1月 2024 20:45)
秋留台公園にいてすごくとりがないているなと、思って写真をとったらカオグロガビチョウでした
森みたいなとこに軍団でいます
ぜひ観察してみてください