モズ(百舌鳥)にも色んな種類のモズがいるようです。コウゲンモズ(高原百舌鳥)を撮影にあきる野市に遠征。

 冬鳥や夏鳥がいなくなっても元気に存在感を示してくれるのが、留鳥のモズ(百舌鳥)さんです。今回、先輩カメラマンのYさんからお誘いがあり、モズの仲間のコウゲンモズ(高原百舌鳥)を撮影に、あきる野市の某所に遠征して来ました。

 

 管理人の住所からあきる野市は、首都圏中央自動車道を利用すると一時間少しで到着することが出来ます。Yさんは同じ市内なので時間を決めて待ち合わせ、比較的交通量の少ない圏央道を厚木インターから乗り込み、現地には六時半ころの到着となりました。

 

 こんな早い時間だと困った問題があります。ピンポイントで示された案内図ですが、二人とも初めての場所であり鳥撮り仲間のカメラマンが見当たらず場所が特定できないのです。何とか散歩をしている人に聞いて間違いないことを確認できましたが、車載ナビの精度は大したものです。

 

 朝も早かったためモズは現れませんでしたが、昆虫たちが活動を開始する九時前後にようやく顔を見せてくれました。撮った写真を拡大して見ると、通常のモズとはやや違うようです。お腹周りが白く、翼の側面に黒い縁取りがあり、背中全体から頭の先まで灰色をしています。コウゲンモズ(高原百舌鳥)のようです。

 

 地元のカメラマンさんの話によれば、近くで営巣しており雛も孵っているとのこと、近いうちに雛を連れての求愛給餌も見られるかも知れません。鳥さんを刺激しないように大事に見守りたいものです。

 

 モズの食性は動物食で(☆)、畑にいる節足動物や爬虫類を採餌しますが、高い樹に止まって飛んでいる昆虫なども食べています。今回、枝の陰になりましたが飛んでいる蜂を空中で捕獲する、フライングキャッチを撮ることが出来ました。

 

☆印は、Web版ウィキペディアからモズの解説を参照しています。 

撮影場所;東京都あきる野市

撮影日;2019.4.22