河原の草原の上空を低空飛行で「ヒッヒッヒッヒッ」と鳴きながら飛翔するセッカ(雪加)

 春の天気予報は目まぐるしく変わり、何とか今週いっぱいは晴れの日が続きそうです。鳥仲間の先輩のMさんから情報を頂き、そろそろコアジサシが来てくれるのではと期待しながら相模川の社家の堰を訪ねました。

 

 社家の近辺は、東名高速道路や首都圏中央自動車道路が交錯して様相が一変してしまいました。良い点は付随して周辺整備が進み、例えは相模川の左岸堤防は広い幅員の道路が歩行者専用道として整備され、付近に住む方に恩恵をもたらしています。

 

 アスファルト舗装の歩行者道路はかなり下流まで続いており、散歩をしたりジョギングをしたりと周辺の方が活用されています。専用道のお陰で、堰の近辺までは徒歩で楽に到着できます。

 

 残念ながらコアジサシの姿は見えません。この時期、上空を「ヒッヒッヒッヒッ」と鳴きながら飛翔している鳥、セッカ(雪加)を撮影してきました。

 

 全長が雀よりも小さなセッカは、平地から山地の草原や河原、水田で生息しており、繁殖期のこの時期は鳴きながら破線状に低空飛行をして威嚇したりします。

 

 セッカは、アフリカ、ヨーロッパ南部、インド、中国南部、台湾、オーストラリア北部そして日本に分布しているそうです(☆)。

 

 北日本の秋田県、山形県、岩手県では絶滅寸前、千葉県では絶滅危惧種に指定しているとのこと(☆)。雌雄同色で、食性は昆虫やクモを食べているようです(☆)。

 

 この野鳥は、枝に止まる場合に属に「セッカ止まり」と呼ばれる、足を開いて止まる仕方に特徴があります。

 

注)☆印は、Web版ウィキペディア(フリー百科)を参照・引用させて頂きました。

撮影場所;神奈川県海老名市社家 相模川

撮影日;2019.5.15