季節の変わり目を早くも捉えたホオジロ(頬白)が、綾瀬市の都市公園にやって来て綺麗な囀りで出迎え。

 綾瀬市吉岡の蟹ヶ谷公園を訪ねました。この公園の約半分を占める大きな沼には、古代ハスが植えられていて7月から9月の中旬くらいまで蓮の花を楽しむことが出来ます。実は、この古代ハスの花や蕾に、小魚を狙ってカワセミが止まりそれを狙って多くのカメラマンが集まる人気のスポットなのです。

 

 先日まで沼を覆い尽くしていた古代ハスが少し整理され、水路が出来ていて水面も現れ、ハス・カワの回数は少し増えるでしょうか。残念ながら管理人は如雨露(☆☆)だけで撮れませんでしたが、蕾にも止まっているのを確認できましたのでこれからが期待できそうです。

 

 高台にある公園の駐車場から坂道を下りてくると、土手の樹々の上からピッピチュ・ピーチューと綺麗な囀りが聞こえてきます。レンズを向けるとホオジロ(頬白)でした。夏の間は綾瀬浄水場側の森の中にでもいるのでしょうか、公園ではあまり見かけませんでしたが、季節の変わり目を感じて公園に来てくれたようです。

 

 ホオジロ(頬白)は、日本全国にいる身近な野鳥で、北海道を除いて渡りはしない留鳥とのことです(☆)。また、身近な鳥であることから、数多くの市や町でホオジロを指定の鳥にしているとか(☆)。

 

 この公園には、九月に入るとモズがやってきて、ホオジロとモズの鳴き声が楽しめそうです。

 

注)☆印は、Webウィキペディアのホオジロの解説を参照しています。

  ☆☆は、蓮の如雨露に止まるカワセミを新作品に掲載。

撮影場所;神奈川県綾瀬市吉岡 蟹ヶ谷公園

撮影日;2019.8.29