蟹ヶ谷公園で馴染みの野鳥のアオサギ(蒼鷺)は、古代ハスが咲く蓮沼の水路が広がり餌の取り放題!!

 蟹ヶ谷公園の蓮沼は、公園を管理する業者さんの手によって込み合った蓮の群生が整理され、水路と水面に広がりができ、やっとカワセミ(川蝉)も寄ってくるようになったようです。蓮の根など邪魔者が無くなり、魚の動きも活発になり水面も見やすくなったのかも知れません。今期初めて蓮の蕾に止まったハスカワをゲットできました。

 

 魚の動きが活発化すると、水路には餌を求めてアオサギ(蒼鷺)も元気にやって来ます。大きな魚は捕れないようですが、クチバシを水中に潜らす度に小魚をゲットしているようでした。この沼には大きな鯉もいて、管理人は以前、アオサギがクチバシに収まりきらないくらいの大きな魚の腹にクチバシを突き刺して、器用に飲み込む様子を見たことがあります。

 

 アオサギの分布は、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、イギリス、インドネシア西部、日本、フィリピン北部、マダガスカルに分布しており、夏季にユーラシア大陸中緯度地方で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸中部、東南アジアに南下して越冬するとのことです。また、アフリカ南部やユーラシア大陸南部などでは周年生息、つまり留鳥です。日本の場合、亜種アオサギが北海道で繁殖するために飛来(夏鳥)し、冬季は、九州以南に越冬ため飛来(冬鳥)するとのことです(☆)。

 

 生息地は、河川、湖沼、湿原、干潟、水田などに生息し、非繁殖期には単独で行動するとのこと。食べ物は、魚類、両生類、昆虫などを食べ、狩りの仕方として、水辺などでは身を消して待ち伏せる方法や浅瀬を徘徊しながら獲物を探す方法の二通りを実践しているようです(☆)。

 

 アオサギは、シラサギなどと比べた場合、色が付いている分見劣りしますが、よく見てみると綺麗な野鳥です。カワセミを待っている間、アオサギの捕食シーン撮影にチャレンジするのも有りかななどと思っています。

 

注)☆印は、Webウィキペディアのアオサギの解説から一部引用しています。

撮影場所;神奈川県綾瀬市吉岡 蟹ヶ谷公園

撮影日;2019.9.4