東京都下の某所で珍鳥(迷鳥)の「コノドジロムシクイ(小喉白虫喰)」を撮影。近くの梅や柿の枝を素早く動き回り、時には愛嬌あるポーズも。

 正月を迎えたこの頃は良く珍鳥に出会うと聞かされていましたが、今年は野鳥の種類が増えるのでしょうか。鳥仲間で先輩のTさんから携帯に電話を頂いたのがお昼前でした。「・ノドシロ?☓☓☓☓」が東京都下の某所で撮れるぞ、とのことで遠方ならいざ知らず、隣の隣の町ですから早速出掛けました。

 

 管理人は、「虫食い」の仲間の野鳥は、宮ケ瀬の森の奥でセンダイムシクイを皮切りに、富士山五合目ではメボソムシクイをまた、撮影は出来ていませんが、三宅島でイイジマムシクイを確認しそれぞれ撮影し、この春には戦場ヶ原でエゾムシクイを撮影しようと計画していました。このムシクイ達、姿・形が良く似ていて、管理人は鳴き声を聞けば分かる程度で全く見分けがつかない難しい野鳥です。

 

 ムシクイは、スズメ目、ウグイス科、メボソムシクイ属に分類されており、ムシクイの仲間にはこの他に、キマユムシクイ、カラフトムシクイがおり、稀なムシクイとしては、キタヤナギムシクイ、モリムシクイ、キバラムシクイ、コノドジロムシクイがいるとのことです(☆)。今回、撮影した野鳥は、最後の「コノドジロムシクイ(小喉白虫喰)」で、珍鳥の部類に入ります。

 

 この「コノドジロムシクイ(小喉白虫喰)」ですが、一体どこから来たのか疑問が湧きます。ウィキペディアで検索して見ましたがヒットしないような希少種のようです。個人のブログを検索していくと何人かの方が既に撮影されている画像がありました。更に分布や生息地に関するものはと調べると、ありました。ブログタイトル名は、「Birding in Japan」の中に、2008年1月に東京都の水元公園で撮影された画像と合わせて、その分布が紹介されています。引用させていただくと、ヨーロッパから中央アジアやロシアにかけて生息し、冬はイランやインドで越冬するとのことです(☆☆)。いずれにしも何らかの方法で遠方から日本に来てしまった迷鳥のようです。

 

 食料は、名前の示す通り昆虫食で一部には果実も食べるようです。管理人が撮影した「コノドジロムシクイ」も梅の木や柿の木を転々として木に付いた虫を捕食しているようでした。 

 

 今回撮影した野鳥については、個人のブログからコノドジロムシクイに関する情報を参考にさせてもらいました。詳しい情報は、ブログ名を記しますのでご覧ください。最後に、撮影地は諸般の事情があり公開しないことをご理解願います。

 

注)  ☆印は、「野鳥の杜」Vol.46 ムシクイの仲間、☆☆は、「Birding in Japan」より、A past Record コノドジロムシクイ(Lesser White Throat)を参照させていただきました。

撮影場所;東京都下

撮影日;2020.1.11

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コメント: 2
  • #1

    コノドジロムシクイ (金曜日, 26 2月 2021 14:50)

    最悪。
    文章は稚拙、写真は下手くそ。

  • #2

    鳥の響宴管理人 (金曜日, 26 2月 2021 16:52)

    「コノドジロムシクイ」さん、こんにちは。今回、コメントを頂きありがとうございます。
    私事ですがブログを始めてから3年経ち、少しずつコメントが届くようになり嬉しく思っています。
    私のブログへの訪問者は、毎日3~5人程度なので見て頂けるだけで感謝です。

    よくあるように、私も定年後の趣味として野鳥の写真撮影を始めたのですが、漫然と写真を撮っているだけではつまらない、同じ趣味を持つ方と情報が共有できればとの思いでこのブログを立ち上げました。

    ブログのスタイルとして、多くの方は写真を中心に構成していますが、私の場合は写真が上手な方ではありませんので文章を中心に、野鳥の名前の由来や分布そして生態などWebで検索し、自分の勉強も兼ねてまとめるようにしています。

    ブログは、自分の思いを表現する場で個人見解であり、相容れない部分は当然あるだろうと思います。「コノドジロムシクイ」さんが不快に感じている点、至らない点は、どうぞご容赦頂きたいと存じます。
    今回頂いたコメントを叱咤激励と捉え、より良いブログにするよう心掛けてまいります。

    昨年からのコロナ感染症の流行で外出が制限され野鳥撮影がままなりませんが、「コノドジロムシクイ」さんはどのように対処されていますか?

    最後になりますが、今後とも「鳥の響宴」を厳しくご批判頂き、応援して頂けるよう宜しくお願いいたします。
    「鳥の響宴管理人」