管理人は、初鳥、初撮りになりますが、四羽の「クロガモ(黒鴨)」が横須賀市の西海岸(長井防波堤)に到着していて好物のハマグリを採餌していました。なかなかフレンドリーで、人を余り怖がらず岸辺に近いところまで寄って来て愛嬌を振りまいてくれます。
管理人にとって初めて見る野鳥ですが、他の方のブログでは既に船橋三番瀬や新浦安の日の出三番瀬などまた房総半島の各漁港において撮影している内容が報告されています。クロガモは、非繁殖時は群れになって行動していますので、これだけ広範に確認されていると言うことは、かなりの数が渡来しているのかも知れません。素人考えですが、昨年の繁殖割合は通年よりも高く、生息するための貝類など餌となる食べ物が豊富だったということでしょうか。珍鳥ではありませんが、なかなか撮影することの出来ない野鳥です。
クロガモの生態は、シベリア東部とアラスカ州西部で繁殖し、冬季はアメリカ、中国、日本、アリューシャン列島の沿岸域へ南下し越冬するようです(☆)。全長は、44から54センチメートルで、潜水して貝類やカニなどの甲殻類を捕食します。撮影当日も、オスのクロガモがハマグリでしょうか、海に暫く潜っていて貝を咥えて戻ってきました。
クロガモと名前のとおり、オスは全身が黒く、クチバシは先が黒いものの綺麗な橙色に近い黄色をしています。メスは、黒というよりも鼠色に近く、クチバシは完全に黄色ではなく黒色の間に僅かに黄色が見られるという感じです。頭は鼠色ですが、目を境にして胸の一部までが白色をしています。
注) ☆印は、Webウィキペディアのクロガモの解説から一部引用しています。
撮影場所;神奈川県横須賀市長井 長井防波堤周辺
撮影日;2020.1.20
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